お知らせ

2023.11.24

秋が旬のあの果物についての誤解

スタッフコラム
こんにちは🍁栄養士の末です🍙

今回は秋の旬 についてお話しします!

この秋、何人かの患者様に聞かれたことがあります。
「柿って体に悪いの?」「柿は胃腸に悪いって聞いたことあるけどどうなの?」
という質問を数人の方からいただきました。
なぜこういう話が出回っているかというと、
柿に含まれる栄養素や水分によって誤解が生まれているからなのです!

柿には、ビタミンC、カリウム、βカロテン、タンニン、食物繊維など様々な栄養素が含まれています。
どれも健康に欠かせないものですが、その中でカリウムとタンニンがある誤解を生んでいるのです。
カリウムには、塩分を排出してくれる役割がありますが、同時に熱も一緒に放出してしまうため体を冷やすと言われています。
また、タンニンには抗酸化作用があり老化防止になりますが、たんぱく質や食物繊維とくっついて胃石を作ってしまう事があります。
これらのお話が簡略化されて、”体に悪い”や”胃に悪い”と言われています。

しかし、塩分摂取量が多い日本人にはカリウムは切り離せない栄養素ですし、タンニンに関しても石が出来ることは本当にごく稀だそうです。
メリットの方が多いので、心配せず食べてください!
心配な方は、柿は1日1〜2個を目安にしておきましょう。

柿は、この時期にしか食べられない果物です!
ちなみにおすすめは、杷木の志波地区で育った富有柿です!(志波柿とも言われます)とても甘くて美味しいですよ♪
スーパーで見かけたら、ぜひ手に取って見てくださいね🌠