朝のカンファレンスについての紹介

つつみクリニック福岡、看護師末武です。
今年の夏も猛暑が続き、最近やっと秋らしい気持ちの良い空気に変わってきましたね♪
先日の中秋の名月からの翌日の満月はとても綺麗で、自宅近くの福岡城跡からお月見をして過ごしました♪

前回のブログ当番から約1年が経ち、今回は当院の朝のカンファレンスの取り組みについてご紹介できたらなと思っております！

朝の始業開始に伴いZOOMを活用し、7拠点を繋ぎ情報共有する時間があります。
伝達後は、各クリニック毎に事例検討のカンファレンスを行います。

基本的な進行は医師が行いますが、各部署から提供される議題・患者様情報を元に、病状の不安定な方、初診開始後の方を中心に医師・看護師・SW・CM・RH・栄養士・検査技師・事務・経営本部の全スタッフで、各部門の専門性のある知識をもちいたカンファレンスを行います。

在宅診療では、病気の治療としての観点とは別に、いかに安定・安心した生活を維持できるか？という視点も大切であり、患者様の背景への理解や、受けられる医療・介護サービスの知識も求められます。
医師・看護師だけではカバーできない知識も、多職種で共有できる朝の時間が、当クリニックの強みではないかと感じております。

また福岡クリニックが、医師や他部門の在籍が多岐にわたるため、上野クリニックとカンファレンスを共有するなど、法人全体としての知識・対応力の向上を目指した取り組みも行っております。

診療部門として、いかに患者様に寄り添った医療の提案ができるか？
生活の場面を想像した関わりができているか？
当法人の信念である「恕」の精神（＝相手の立場に立っての思いやりの精神）を日々深めていけるよう、朝のカンファレンスは大切な時間であると感じております！