お知らせ

2022.07.22

腰痛体操を紹介します!

コラム

こんにちは。理学療法士の古賀と申します。

今回のコラムは、「腰痛体操」を紹介します。

現代病とも言われる腰痛症は、腰痛を引き起こす疾患の総称です。

60歳以上になると約半数の方が何かしらの腰痛症を患っていると言われています。

腰痛が酷くなって日常の生活に支障をきたす前に、予防目的で今回の腰痛体操にチャレンジしてみてください。

ただし、腰を痛めて直ぐの時や体操して痛みが出る場合は体操を中止し、かかりつけの先生に相談してくださいね。


①膝を胸につける(ゆっくり5回ずつ)

A:片膝を軽く抱え込み、膝を胸に近づけて5秒数えて元に戻す(右膝、左膝交互に)

B:最後に両膝を一緒に5秒、抱え込みます。腰が伸びるのを意識します。慎重に行って下さい。

*A⇔Bをゆっくり5回繰り返します。


②膝を立てて、おへそ覗き込むように上体をゆっくり持ち上げる(膝に手を伸ばす)

A:両膝を立てます。

B:両手を膝に向かって伸ばし、おへそを覗き込むように上体を軽く持ち上げます。写真の様に上体が持ち上がらず膝に手が付かなくても構いません。

ゆっくり体を床に戻して5秒間休みます。

*ゆっくり5~10回行います。


③体の側面を伸ばす(ゆっくり左右5回ずつ)

A:両膝を立てます。

B:両膝を左右交互にゆっくり倒します。わき腹が伸びるのを感じます。


④太ももの後面(ハムストリングス)を伸ばす

片足は膝を立てて、逆の足の膝を曲げずにゆっくり上げて行きます。左右交互に5秒ずつ行います。


⑤膝と鼻を近づける(左右5回ずつ)

片方の膝に手をかけて、ゆっくり鼻と膝を近づけます。この時、手に力が入らないように。


⑥腹ばいで足を伸ばす(ゆっくり5回ずつ)

A:楽にうつ伏せになる

B:足を床からゆっくり持ち上げ5秒数えて元に戻します。左右交互に行います。





無理をせず自分のペースで行って下さい。きつかったら回数を減らしても構いません。少しずつチャレンジしてみてください。

腰痛を予防して充実した日々を送りましょう!