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2026.04.24

謎の多い臨床検査技師の仕事

スタッフコラム
こんにちは。つつみクリニック福岡院 臨床検査技師の中尾です。
今回は謎の多い臨床検査技師の仕事内容をご紹介します。

臨床検査技師は、医療現場において各種検査を行い、診断や治療方針の決定に必要な客観的データを提供する専門職です。
業務は大きく「検体検査」「生理機能検査(生理検査)」に分けられます。


検体検査は患者から採取された血液、尿、便、組織などを対象に行われます。
主な分野としては、血液学検査、生化学検査、免疫検査、微生物検査、病理検査などがあり、例えば貧血や炎症の有無、肝機能や腎機能、感染症の原因となる細菌やウイルスの特定、さらにはがん細胞の有無などを調べます。
多くの検査は自動分析装置によって行われますが、結果の確認や異常値の判断には専門的知識と経験が求められます。


生理検査は患者の身体に直接機器を装着するなどして、臓器や身体機能の状態を調べる検査です。
主なものに心電図検査、超音波検査(エコー)、肺機能検査、脳波検査、聴力検査などがあります。
これらは患者と直接関わりながら実施するため、正確な測定技術に加え、適切な説明や対応力も重要となります。
特に超音波検査は、検査技師自身が画像を取得・評価する必要があり、高度な技能が求められる分野です。

当クリニックには超音波検査において学会の認定を受けた超音波検査士の資格を有する検査技師が3名在籍しております。


臨床検査技師の業務は、いずれも診断の基礎となる情報を提供する点で共通しており、結果の正確性と再現性が強く求められます。
また、医療機関によっては夜間・休日の勤務や緊急検査への対応も必要となり、迅速かつ的確な判断力が重要です。


このように臨床検査技師は、検体検査と生理検査の両面から医療を支える専門職であり、患者の状態を客観的に把握するための重要な役割を担っています。
目立つ存在ではないものの、その仕事は診療の質と安全性を支える基盤となっています。